運営者について
学童野球チームでコーチをしています。 本業はIT企業で、要件定義や事業計画といった「数字を見て意思決定する」仕事を15年ほどやってきました。 野球の専門家ではありません。
おかしいと思ったこと
現場に入って最初に引っかかったのは、指導が「俺の経験と感覚」だけで決まっていく場面が いまだに多いことでした。今の野球ではもう採られていない考え方が、そのまま続いている。
ただ、本当に問題だと感じたのはそこではありません。それに対して意見を言える人が、誰もいないことでした。 おかしいと思っている人は複数いるのに、誰も言わない。言っても勝てないからです。
長くやってきた人の経験は、それ自体が根拠として強い。 そこに「古いと思います」という感想をぶつけても、議論にはなりません。 必要なのは否定ではなく、別の根拠でした。
スコアブックを集計し始めた理由
現代野球の考え方をチームに入れるには、感覚に対抗できる材料が要る。 それを探して、行き着いたのがスコアブックでした。
新しく何かを測る必要はありませんでした。根拠はすでにチームの中にあって、集計されていないだけだった。 毎試合きちんとつけられているのに、ノートに溜まったままになっていたんです。
集計して分かったこと
経験と感覚は、当たることもあります。数字で裏づけられる場面は確かにありました。
同時に、数字によってはっきり否定されることもありました。 自分の見立てが外れたことも含めてです。 感覚が優れているかどうかではなく、確かめる手段を持っているかどうかの差だと考えるようになりました。
そこから得た結論は、順番の話です。 まず疑問を持つ。そのうえで、裏づけとしてデータを使う。 データから入るのではなく、疑問から入る。この順番でないと、数字は集めても使われません。
このサイトで書いていること
自分が調べたことと、実際に使った手順を書き残しています。 集計アプリは無料でいくらでもありますが、 出てきた数字をどう読んで何を変えるのかを書いたものが、探しても見つからなかったためです。
記事を書くうえで守っていること
- 実在するチーム名・選手名・個人成績は掲載しません。数値例はすべて架空のものです
- 検証していない数字を断定しません。仮説は仮説として書きます
- 精神論と指導者批判は書きません。批判の対象は人ではなく、根拠を持たずに決める進め方です